スポーツファーマシスト認定基礎講習会!
2011-07-25


神戸で行われたスポーツファーマシスト認定基礎講習会へ行ってきました!
スポーツファーマシストになるためには、この講習を受けて、都道府県別の実務講習会を受けて、そして試験を受けて、合格しないといけません。

その第1段階にようやく足を踏み入れることができました!
会場入り口の写真です。
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前にお話ししましたが、スポーツファーマシストとはスポーツ選手やスポーツ愛好家の方に薬の正しい知識を伝えたり、アンチ・ドーピングや薬に関する健康教育の啓発・普及に努める役目を担う、薬剤師のことです。
神戸の会場には600人もの薬剤師が各地から集まり、皆さんの真剣な態度に熱意を感じました。
この度の講習会では、現場で活躍されている方々が、講師としてお話し下さり、スポーツファーマシストとして必要な知識や心構えを勉強させていただきました。
また、三段跳びでオリンピック出場経験があり、現在大学で陸上のコーチをされ、ご自身もトレーニングを積んでおられる杉林 孝法さんの講演もあり、かなり盛りだくさんの講習内容でした。

杉林さんの言葉の中で、
「どうして今までスポーツファーマシストという人たちがいなかったのだろう、身近に相談できる人がいてくれたら、どんなによかっただろう」
というのが本当に印象的でした。
試合直前に「ドーピング禁止物質を含まない薬リスト」の載っている冊子を片手に薬局へ行き、そこで思ったものが無かったり、あったとしても本当に大丈夫かどうか自信がなくて、それを購入せず、体調不良のまま試合に臨む選手が実際にいるのだというお話でした。

そんな時、気軽に頼ってもらえる存在になりたい、と心から思いました。

また、ほかの講師の皆様からも、都道府県の、国体レベルの選手を育てておられる学校から、啓蒙活動しないといけない、というお話も頂き、感銘を受けました。

私もスポーツ選手の役に立てるかもしれない、夢に一歩近づいた気分で会場を後にしました。
[ドーピングに関するつぶやき]

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