その咳、喘息かも。 秋は注意。
2013-10-23


台風が続々とやってくる秋ですね。
薬局の前の桜の木もすっかり紅葉が始まり、秋めいた色が湿った空気に映えます。
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雨が上がると、やってくるのが乾燥した季節。

空気が乾燥するとほこりやちり、花粉が舞いやすくなります。

 

冷たい空気が入ってきますが、昼間はまだ暑かったり。寒暖の差が激しくなり、風邪をひきやすくなります。

そうやって粘膜が痛んだところに、花粉(秋葉ブタクサなどイネ科の植物が多いです)やカビの胞子などが飛んでくると、粘膜は過敏に反応します。

そして、アレルギー反応がおこり、喘息へ。

 

なぜ荒れた粘膜に花粉などが付くとアレルギーを起こしてしまうのでしょう。

粘膜が荒れると粘膜上に隙間が出来ます。

隙間が大きいと、アレルギーのもとになる物質が、大きいまま侵入してきます。

大きい物が血管内に侵入すると、白血球がそれを発見しやすくなります。

白血球が暴走します。

そうして、それがアレルギー、喘息へと発展するのです。

 

もともと喘息持ちの型は、この時期特に忘れないようにお薬を続けて下さい。

これまで喘息のない方も、長引く咳に要注意です。

風邪→咳喘息→喘息、という風に発展しないように、早めに治して下さい。

 


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