アルコール検査に引っ掛かる食べ物、お薬!?
2013-08-27


岡山では先週末に大雨が降り、おかげさまですっかり秋めいてきました。
朝晩涼しくなり、よく眠れてありがたい今日この頃です。
夏休みの宿題が終わっていない子供たちを尻目に、大人たちはようやく安堵の声をあげているのではないでしょうか。
写真は患者さんが下さったかぼちゃです。観賞用で、食用ではないのですが、とてもかわいらしく、嬉しい気持ちになりました。
かぼちゃ=秋、という感じで、薬局に秋風が軽く吹いている気がします。
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さて、先日、かわった問い合わせを受けました。「お酒飲んでないのに、会社のアルコールチェッカーにひっ掛った。薬のせいではないか。」驚いて薬のメーカーに問い合わせましたが、「そういった報告はない」との事。
糖尿病などの持病のある方は体内のケトン体濃度が上昇するため探知されることがあるとは聞いていましたが。

次に、アルコールチェッカーのメーカーのHPを調べたところ、ありました。「薬によっては当社の検査器が反応してしまうことがあります。申し訳ございませんが今のところ対応法はありません。」
アルコールチェッカーは、半導体を使用しており、アルコール飲料以外のごく微量のアルコールを探知することがあるそうです。口内洗浄剤や入れ歯安定剤などでも。
どう考えてもアルコール入ってなさそうなものでも、探知するようですね。コーヒー飲料やジュース、タバコ、ヨーグルトなど、色々あるのですが、なるほどと思ったのは、発酵食品と糖質を一緒に食べた時、胃の中でアルコール発酵が起こり、吐息に出てくる。なんてことも。

対応法は、チェック前の飲食や服薬は十分気をつける。くらいしかないようです。…うーん、難しいっ!
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